2025-26シーズン、上田綺世はオランダ1部エールディビジで得点ランキング上位に位置していると現地メディアで報じられています。フェイエノールト加入後のこれまでのシーズンを上回るペースで得点を重ね今やヨーロッパでも注目を集めています。
そうした活躍を背景に、2026年夏の移籍が現実味を帯び始めています。プレミアリーグの複数クラブが関心を示していると報じられています。ファン・ペルシ監督らのコメントとして、退団の可能性に言及する報道も出ています。
本記事では、各メディアの報道内容と現地サポーター・ファンの声を中心にまとめます。
【数字・事実】エールディビジで得点ランク上位、欧州クラブの関心が拡大
上田綺世は1998年8月28日生まれ、茨城県水戸市出身の27歳。ポジションはセンターフォワードで、日本代表のエースストライカーです。鹿島アントラーズ、サークル・ブルッヘ(ベルギー)を経て、2023年夏にフェイエノールト(オランダ1部)へ完全移籍しました。現行契約は2028年6月末まで残っています。
2025-26シーズンは、エールディビジで複数得点を重ね、得点ランキング上位に位置しているとオランダメディアを中心に報じられています。加入当初は出場機会が限られていた時期もありましたが、今季は得点ペースが向上と報じられています。
オランダメディア『FootballTransfers』は移籍金について、約1,700万ユーロ前後と報じています。また、ベルギー時代の古巣サークル・ブルッヘとの間に「売却額の20%を還元する」契約条項が存在すると報じられており、移籍金が高額になるほど交渉を複雑にする要因として各メディアが指摘しています。
【各メディアの反応】複数クラブの関心と不透明な去就!報道が示す“次の一歩”
【FC Rijnmond】「彼にとってもう一度ステップアップするタイミングだ」
上田綺世は今季フェイエノールトで高い決定力を発揮し、直近は複数得点を記録する試合もあり、空中戦の強さにも注目が集まっています。加入後2年間は苦しんだものの、今季は調子を上げ、直近の好調ぶりが現地Rijnmondで高く評価されています。
専門家はヘディング技術やタイミングの良さを高く評価し、記録更新の可能性にも言及しています。2026年W杯での活躍や欧州クラブからの注目も高まっており、さらなるステップアップが期待されています。

【FootballTransfers】「フェイエノールト、上田に1,700万ユーロで妥協か」
上田綺世の移籍価値について、オランダの FootballTransfers は「フェイエノールトは1700万ユーロ前後での売却の可能性にも言及」と報じています。データ分析による推定市場価値(ETV)は約17億円と算出されています。今年1月から4カ月連続で変動なしです。(※ETVはあくまでデータに基づく市場価値の指標であり、実際の移籍金とは異なる場合があります)
理由として、冬以降の得点減少や「成長余地が小さい」とされるスキル評価(68.7→潜在69.4)が挙げられています。一方で今季は複数得点を記録し、加入後最高水準のパフォーマンスを見せています。
契約は2028年まで残るものの、前半戦の活躍から今夏の移籍は現実味を帯びていると伝えられています。

【1908.nl】「上田の去就に不透明感、ファン・ペルシ監督も言及」
1908.nl では、ファン・ペルシ監督が上田綺世の残留について明言を避けるコメントを残しています。今季好調の上田には複数のイングランド勢が関心を示していると報じられています。同メディアは、上田のパフォーマンスやメンタリティの高さについても評価されていると伝えています。
一方で、選手本人にとってはステップアップの好機である可能性も認めており、クラブが引き留められるかは不透明だとしています。

【TEAMtalk】エバートンが日本人ストライカー獲得レースに参戦、4人の候補リストが明らかに
エバートンがフェイエノールトの上田綺世に本格的な関心を示しており、TEAMtalkは同選手が複数クラブの補強候補としてリストアップされていると報じています。今季は複数大会で得点を重ねるなど好調を維持しており、欧州挑戦の可能性が高まる中、エバートン、リーズ、トッテナム、ブライトンなどが関心を示し、獲得候補としてリストアップしていると報じられています。
特にエバートンは得点力不足解消のため新ストライカーを最優先補強と位置づけており、上田を主要候補の一人としてリストアップしています。フェイエノールトは正式な移籍金を設定していないものの、Transfermarktは1500万ユーロと評価。今夏の移籍市場で注目されています。

【サカノワ】「スロット監督のお気に入り」──リバプール専門メディアが獲得検討の余地を言及
リバプール専門サイト『デイブ・オコップ』は、スロット監督にとって馴染み深いストライカーとして高い決定力が評価されると伝えています。「実現性は高くないが……」としながらも、獲得検討の余地はあると見ています。なお、オランダ『VI』によると、選手本人は現時点で移籍に積極的ではなく、W杯前の確実な出場時間を重視しているとも伝えられています。

※サカノワ
【日刊ゲンダイ】「識者が言及『年明け1月は避けるべき』」W杯後の移籍が賢明との見方
ワールドサッカーダイジェスト元編集長・中山淳氏は、「異なるリーグ・チームへの移籍で出場機会が減ることもあり、ケガなどのアクシデントに見舞われる可能性も増える。このままシーズン終了までフェイエノールトで高パフォーマンスを維持し、北中米W杯でゴールを決めることで自身の価値をより高め、W杯後に欧州5大リーグの強豪に好条件で移籍するという選択が賢明でしょう」と述べています。

【東スポWEB】「移籍金〝20%還元〟契約が足かせに」ベルギー時代の契約条項が交渉に影響か
東スポWEBは、フェイエノールトが2025年1月にサンティアゴ・ヒメネスを移籍金約59億5,000万円でACミランに売却したことを引き合いに出しながら、多くの欧州クラブが上田の獲得に興味を持っている中、古巣サークル・ブルッヘへの20%移籍金還元条項が大きな足かせになる可能性があると報じました。

ファンの声(Xより)プレミア移籍は是か非か──上田綺世への視線
オランダで得点を量産する上田綺世に対し、次のステップとしてどのリーグを選ぶべきか──SNSでは議論が大きく揺れています。「エールディビジのレベルでは物足りない」「プレミアで通用するのか」という不安の声がある一方で、「ブライトンが接触しているなら本物の証拠」と評価する意見もあります。
さらに、プレミアで戦うためのフィジカル強化や、三笘薫との共演を期待する声も上がり、ファンの視線は“上田綺世の次の一歩”に集中しています。
- 「上田綺世がオランダで得点王を取ってもプレミアで通用するとは思えない。年齢を考えたらラストチャンスだろうけどブンデスの方がいいと思う。今のオランダはリーグレベルが低すぎる。」
- 「そうだろうね ステップアップしないと意味がない」
- 「上田綺世にブライトンが接触してるんなら、それはアヤセが本物だって証明だよ。」
- 「行くなら今のスピードとジャンプ力維持しつつフィジカルもっと上げないとね。そうやないとポストプレーで怪我するよ。2日結果無かったらボロカスやし」
- 「ブライトン上田綺世入ったら、まじでおもしろいんだけどなぁ、三笘とプレーするところが見たい」
【Q&A形式】欧州メディアが上田綺世の去就を継続的に報道
Q1:上田綺世は本当に今夏移籍するのか?「移籍が成立するかどうかは今後の交渉次第」
A. オランダ・イギリスメディアが移籍の可能性を報じています。ファン・ペルシ監督らのコメントとして、去就に関する発言も報じられています。一部報道では、今夏が移籍のタイミングになる可能性も指摘されています。一方で公式発表はまだなく、移籍が成立するかどうかは今後の交渉次第です。
Q2:移籍先はどこが有力か?「候補クラブの情報は今も流動的な状況」
A. イギリスメディア『TEAMtalk』はトッテナム・エヴァートン・ブライトン・リーズなどが関心を示していると報じられています。フランスメディアでも関心が報じられています。オランダメディア『FootballTransfers』はドルトムントなどが移籍先候補として挙げられています。候補クラブの情報は今も流動的な状況です。
Q3:W杯前に移籍することのリスクはあるか?「シーズン中・W杯前の移籍はリスクが高い」
A. 複数の識者が「シーズン中・W杯前の移籍はリスクが高い」と指摘しています。新しいリーグやチームへの適応に時間がかかることで出場機会が減り、W杯本番でのパフォーマンスに影響が出る可能性があります。
ワールドサッカーダイジェスト元編集長の中山淳氏は「このままフェイエノールトで高パフォーマンスを維持し、W杯後に好条件で移籍する選択が賢明」と述べており、夏の移籍市場開幕後の動向が注目されます。
【筆者の体験談】新環境への適応リスクが移籍判断に影響
指導の現場から見ると、「得点王候補でも売られる」という状況は珍しくありません。監督8年のキャリアの中で、得点ランクトップの選手がチームの財政や戦略的判断によって退団を余儀なくされる場面を何度か目にしてきました。
かつて私が指導していたチームでは、地区大会の得点王だったFWが上位リーグのクラブから引き抜かれましたが、その際に最も難しかったのは「次の環境でスタメンを取れるかどうか」という問いに対する答えを出すことでした。
上田のケースも同様で、今季の得点数だけでなく「移籍先のシステムに自分の動き出しが合うか」が、実際のプレー機会を大きく左右します。プレミアリーグは守備の強度とトランジションの速さが別次元であり、フィットに時間がかかるリスクは常に存在します。
【まとめ】得点上位で評価上昇、複数クラブが関心を示す状況
2025-26シーズン、上田綺世はエールディビジで得点ランキング上位に位置し評価を高めています。フェイエノールト加入当初はヒメネスの控えという立場でしたが、エースの退団を機に存在感を一気に高め、今季の活躍がステップアップ移籍の大きな後押しとなっています。
一部メディアで退団の可能性が指摘される中、ファン・ペルシ監督自身も「残留が現実的かは分からない」とコメントを残しています。プレミアリーグではトッテナム、ブライトンなど複数のクラブが関心を示していると報じられています。
一方でオランダメディアはドルトムントなどを移籍先候補として挙げるなど、候補クラブの情報は今も流動的です。課題もあります。古巣サークル・ブルッヘへの売却益20%還元条項が交渉を複雑にする要因として指摘されており、移籍金の高騰がかえってまとまりにくい状況を生む可能性があります。
また、2026年夏の北中米W杯を控えていることから、移籍のタイミングと出場機会の確保をどう両立させるかが、選手側にとって最大の判断基準となるでしょう。
上田の過去の活躍についての記事は下記をご覧ください。



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