W杯2026

【動画】イングランド対ガーナ、DOGSOにPK疑惑も…2度の判定論争で割れた英国・国内メディアの反応まとめ

W杯2026

2026年6月23日に行われたイングランド対ガーナは、0-0のスコアレスドローで終わりました。試合では、ガーナのプリンス・アドゥが関わる2つの判定シーンが大きな注目を集めています。67分はGKピックフォードとの接触によるDOGSOレッドカード疑惑、79分はペナルティエリア内で倒れたもののノーファウルとなった場面です。記事では、それぞれの判定がなぜ際どい場面となったのか、その経緯と国内外メディアの反応を伝えます。

  1. 退場かノーファウルか、紙一重だった2つの場面を振り返ります
  2. 【国内外メディア】「判定に助けられたイングランド」国内外メディアが伝えるアドゥの2場面
    1. 【ESPN】W杯VAR検証:ガーナ戦でイングランドがPKを献上せずに済んだのは幸運だった理由
    2. 【Sky Sports】2026年ワールドカップ:イングランド 0-0 ガーナ、ボストンでの一戦は「スリー・ライオンズ」が勝ち切れず、終盤にハリー・ケインが決定機を迎えるも得点ならず。
    3. 【ゲキサカ】疑惑のジャンピングタックルはPKならず…判定に助けられたイングランド、試合を支配もガーナとスコアレスドロー
    4. 【SOCCER DIGEST】VARは機能しているのか?明らかなPKだ』ガーナ老将が猛批判!イングランド10番ベリンガムとは一悶着「彼は悪態をつき…
  3. 【サポーターの反応】アドゥ判定にSNS沸騰、「明らかなファウル」派と「際どい接触」派が真っ二つです
  4. 【Q&A】よくわかるアドゥ判定問題、DOGSOの基準とグループL順位への影響
    1. Q1.DOGSOとは何ですか。今回の場面でなぜ適用されなかったのですか。
    2. Q2.79分にアドゥが倒れた場面でPKにならなかった理由は何ですか。
    3. Q3.今回の結果はグループLの順位争いにどう影響しますか。
  5. 指導者として8年、私が見てきたPA内タックル判定の難しさ
  6. イングランド対ガーナで残った判定への疑問点まとめ

退場かノーファウルか、紙一重だった2つの場面を振り返ります

67分:ピックフォードとの接触(DOGSO退場の可能性)

後半22分(67分)、ガーナは66分にFWジョーダン・アユーに代わって途中出場したFWプリンス・アドゥが、前方へのロングボールを追いかけてゴール方向へ抜け出しました。GKジョーダン・ピックフォードがエリア外まで飛び出して対応する形になり、両者は接触しましたが、ボールには触れていない状態での衝突でした。

主審は足が上がっていたアドゥ側のファウルと判定し、イングランドにフリーキックを与えています。ピックフォードのファウルと判定された場合は、決定的な得点機会の阻止としてDOGSOによる退場が適用される可能性があった場面です。

79分:PK疑惑(アドゥがPA内で倒れるもノーファウル、VAR介入なし)

後半34分(79分)、MFアブドゥル・ファタウ・イサハクのスルーパスにアドゥが反応し、ペナルティエリア内へ抜け出しました。シュートを打つ体勢に入った場面で、DFエズリ・コンサが背後からジャンピングスライディングタックルを行っています。

コンサのタックルはボールに全く触れておらず、アドゥはそのまま転倒しました。主審はファウルと判定せず、VARによる確認も行われていません。両選手が同じ方向へ進んでいた点が、判定の難しさにつながったと報じられています。

【国内外メディア】「判定に助けられたイングランド」国内外メディアが伝えるアドゥの2場面

【ESPN】W杯VAR検証:ガーナ戦でイングランドがPKを献上せずに済んだのは幸運だった理由

VARが介入できるのは「明白かつ重大な誤審」に限られるという運用ルールに基づき、67分と79分の両シーンについて、なぜ一発レッドカードや一発PKに至らなかったのかを、競技規則の解釈に基づいて整理しています。

DOGSOの判定では守備側の人数や得点機会との距離、プレーの方向といった複数の要素が総合的に判断される点を説明し、いずれの場面も主審の現場判断を覆すほどの明確な誤りとは言えなかったとの立場を示しています。

主審サイード・マルティネス氏とVARアルマンド・ビジャレアル氏の判断について、専門家はイングランドが両方の場面で助けられたとの見解を示しています。判定の難しさを審判目線で解説した内容です。

https://www.espn.com/soccer/story/_/id/49027532/world-cup-2026-var-review-red-card-penalty-handball-goal-line-technology

【Sky Sports】2026年ワールドカップ:イングランド 0-0 ガーナ、ボストンでの一戦は「スリー・ライオンズ」が勝ち切れず、終盤にハリー・ケインが決定機を迎えるも得点ならず。

元イングランド代表のマイカ・リチャーズ氏が解説者として、コンサのタックルについて守備対応に問題があったとの見解を示したコメントを紹介する記事です。イングランドが過去4大会連続でグループステージ2戦目に苦戦している傾向にも触れ、ガーナの守備的な戦い方が機能した点を伝えています。

試合の大半でボールを支配したイングランドに対し、ガーナがカウンターの形を作った試合運びについても言及しています。終盤にはニコ・オライリーのヘディングがクロスバーに当たり、こぼれ球をハリー・ケインが決定機を外した場面についても言及し、試合全体の流れを総括する内容です。

World Cup 2026: England 0-0 Ghana - Harry Kane goes closest late on as Three Lions frustrated in Boston
England's difficult second game afflicted them for a fourth successive tournament as Ghana frustrated Thomas Tuchel's si...

【ゲキサカ】疑惑のジャンピングタックルはPKならず…判定に助けられたイングランド、試合を支配もガーナとスコアレスドロー

前半はイングランドがボールを支配しながらも決定的な場面を作れず、0-0のまま後半を迎えた展開を時系列で伝えています。シュート19本を放ちながら無得点に終わった攻撃陣の課題を指摘し、終盤にかけて足が止まり始めたガーナの守備陣をイングランドが攻め切れなかった点にも触れています。

後半に入るとガーナが2度の決定機を作り、守備に重心を置きながらも前への推進力を見せた点を評価しています。試合終了の笛が鳴った直後はガーナベンチから安堵の声が上がり、勝点1を持ち帰った結果に一定の収穫があったと総括する内容です。

疑惑のジャンピングタックルはPKならず…判定に助けられたイングランド、試合を支配もガーナとスコアレスドロー | ゲキサカ
北中米ワールドカップは23日にL組第2節を行い、イングランド代表対ガーナ代表はスコアレスドローに終わった。イングランドがゲームを支配した一方、ガーナは速攻から決...

【SOCCER DIGEST】VARは機能しているのか?明らかなPKだ』ガーナ老将が猛批判!イングランド10番ベリンガムとは一悶着「彼は悪態をつき…

ガーナを率いるカルロス・ケイロス監督がVARの運用について強い不満を述べ、明確なPKだったと訴えた発言を、試合後の記者会見の様子とともに伝えています。前半終了間際にジュード・ベリンガムがジェローム・オポクへ行ったタックルをめぐり、ハーフタイムに監督と激しい口論になった経緯についても紹介しています。

ケイロス監督は過去の大会でも審判の判定について度々言及してきた経歴があり、今回のコメントもその延長線上にあるものとして取り上げられています。FIFAランキングで大きく差のある両国の対戦で、格上のイングランドが勝ち切れず、ガーナが勝点1を持ち帰った結果について、アフリカ勢としても悔しさの残る内容だったと総括する記事です。

「VARは機能しているのか?明らかなPKだ」ガーナ老将が猛批判!イングランド10番ベリンガムとは一悶着「彼は悪態をつき…」【W杯】 | サッカーダイジェストWeb
 現地6月23日に開催された北中米ワールドカップのL組2節で、FIFAランキング4位(最新確定値)のイングランド代表と、同73位のガーナ代表が対戦。タレント軍団の前者が圧倒的に押し込むも、最後ま...

【サポーターの反応】アドゥ判定にSNS沸騰、「明らかなファウル」派と「際どい接触」派が真っ二つです

アドゥが関わった判定シーンには、SNS上でも様々な反応が寄せられました。「明らかなファウル」としてVARの不介入を疑問視する声や、解説の偏りを指摘する意見が目立つ一方、「通常のコンタクトの範囲」としてPK判定の難しさを指摘する声も見られます。判定の是非については賛否が分かれているものの、際どい場面だったという点では共通しているようです。

@mometasone

「戸田さんの解説もおかしいね。 明らかなファール、VARが入らないのをおかしいと指摘もしない。 イングランドびいき。」

@KHFootbrain

「明らかにファールだけどね。」

@WAKAKiJUN_GANG

「イングランド対ガーナでのVAR介入無しに疑問の声が多いのは当然だが その前に主審のポジショニングから気になるんだよなこれ」

@hiratti_classic

「イングランドvsガーナのこの場面、ガーナにPKが与えられるべきだったのでは?と物議を醸しているようだけどこれはいわゆる「通常のフットボールコンタクトの範疇」ってヤツかなあ……これでPKはありえないことはないけどもしPKとったら厳しいジャッジだなって感じると思う。」

@Collectbook

「ワールドカップのイングランド×ガーナの試合。イングランドの選手がどう見ても後ろからファールしているのにPKにならなかったらしい。」

【Q&A】よくわかるアドゥ判定問題、DOGSOの基準とグループL順位への影響

Q1.DOGSOとは何ですか。今回の場面でなぜ適用されなかったのですか。

DOGSOとは「Denial of an Obvious Goal-Scoring Opportunity」の略称で、決定的な得点機会を反則によって阻止した場合に適用される退場規定です。67分の場面は、ピックフォードのファウルと判定されればDOGSOの対象になり得る状況でしたが、主審はアドゥ側のファウルと判定したため、ピックフォードへの適用は発生していません。

VARについても、両者ともボールに触れていない接触だったことから明確な誤審とは認定されず、判定はそのまま変更されませんでした。

Q2.79分にアドゥが倒れた場面でPKにならなかった理由は何ですか。

コンサのタックルについて、主審は接触の状況を確認したうえでファウルと判定せず、VARについても明確な誤審の基準に達していないとして介入しませんでした。両選手が同じ方向へ進んでいた点や、足の動きが直接的なトリップには見えなかった点が、判断材料になったと報じられています。

元審判関係者からは、PK相当の場面だったとの指摘も出ており、判定基準そのものに疑問を投げかける声も上がっています。同じ場面が他の試合で起きた場合にも、判定が分かれる可能性は十分にあります。

Q3.今回の結果はグループLの順位争いにどう影響しますか。

イングランドとガーナはともに勝点4となり、グループLの上位を占める状況になりました。両チームは初戦でそれぞれ勝利を収めていたため、引き分けに終わった今回の試合でも上位争いを継続しています。ガーナは初戦でパナマを下しており、パナマはイングランドにとって最終節の対戦相手となるため、両チームの結果が互いの順位にも影響する可能性があります。

最終節の結果と得失点差によって、決勝トーナメント進出の可否や組み合わせが決まる見通しです。判定をめぐる議論は試合後も続いており、今後の運用にも注目が集まっています。

指導者として8年、私が見てきたPA内タックル判定の難しさ

監督として指導していた高校チームでは、新人戦の準決勝でアドゥの場面と似た状況を経験しています。試合は1-1のまま後半に入り、相手チームの背番号9を背負うFWがスルーパスに反応してペナルティエリア内へ抜け出し、うちのGKと一対一になりかけました。

カバーに入ったDFが背後からスライディングで対応しましたが、ボールには触れずに相手選手の足を引っかける形で転倒させています。主審はノーファウルの判定を下し、ベンチからは抗議の声が上がりましたが、判定が変わることはありませんでした。

試合後のミーティングでは、当該の選手に対して足の運び方とタックルに入るタイミングについて、映像を確認しながら個別に指導しています。同じ角度から後ろ向きに入るタックルは、ボールに触れられなければ反則を取られやすいという点を、繰り返し伝えていました。大学時代にデンソーカップへ出場した際にも、ペナルティエリア内での接触判定が試合結果を左右する場面を経験しています。

当時は逆の立場で、左SBとして相手FWを抑える役割を担っており、際どい当たり方によって判定が分かれる感覚を肌で感じていました。コーチとして3年間、監督として8年間指導してきたなかで、ペナルティエリア内の接触は審判の見え方ひとつで結果が大きく変わると実感してきました。アドゥが倒れた場面を見たとき、指導していた当時の新人戦の準決勝の場面と重なって見えました。

イングランド対ガーナで残った判定への疑問点まとめ

2026年6月23日に行われたイングランド対ガーナは、0-0のスコアレスドローで終わりました。最も注目を集めたのは、ガーナのプリンス・アドゥが関わった2つの場面に対する、メディアやサポーターそれぞれの受け止め方の違いです。

海外メディアのESPNは競技規則の解釈という専門的な視点から両シーンを冷静に整理し、Sky Sportsは試合全体の流れの中で出来事として位置づけています。一方、国内メディアのSOCCER DIGEST Webが伝えるケイロス監督の発言には判定そのものへの強い不満がにじんでおり、ゲキサカは試合経過の事実を中心に淡々と報じる姿勢を取っています。同じ場面を扱っていても、メディアごとに温度感には差が見られます。

サポーターの反応にも同様の違いが見られます。SNS上では「明らかなファウル」として判定に強く異議を唱える声が多く見られた一方、「通常のコンタクトの範囲」として判定の難しさに理解を示す声もあり、見る側の立場によって受け止め方が分かれています。

判定の詳しい経緯やDOGSOの基準については、よくある質問の項目で個別に取り上げています。今回の一戦が示したのは、同じワンプレーでも立場や視点によって評価が大きく変わるという、判定そのものの難しさだったといえます。

カタール対スイス戦では、疑惑のオフサイドにもかかわらずFIFAがSAOT映像を即時公開しなかったことで、判定の精度と透明性が問題視された試合について詳しく内容を知りたい方は下記をご覧ください

【動画】オフサイド論争【W杯2026カタール対スイス】VARとSAOTの判定経緯を整理

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