プレミアリーグ

物議のVARが同点弾を認定…シティの優勝争いに暗雲

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2026年5月4日に行われたプレミアリーグ第35節、エヴァートン対マンチェスター・シティは3-3の引き分けとなり、マーク・グエイのバックパスをめぐるVAR判定が注目を集め、シティにとって優勝争いで大きな痛手となりました。

後半のバックパスミスから生まれた同点弾はVARチェックで認定され、試合の流れを大きく変えています。この劇的な展開に、X上では落胆・怒り・励ましなど多様な反応が広がり、優勝争いの緊張感が一段と高まっています。

(動画)VARが後に認定した“物議の同点弾”へつながるマーク・グエイの痛恨パス

マーク・グエイのバックパスミスからエヴァートンが決定機を得た場面を映した動画です。シティは自陣からビルドアップを試みましたが、マーク・グエイの戻しのパスが弱く、途中出場のバリーが素早く反応してボールを奪取。そのままゴールへ直結する大きなチャンスとなりました。後半にマーク・グエイのバックパスをバリーが奪って同点ゴールを決め、VARでグエイのプレーが「意図的なプレー」と判断されたため、バリーの得点が認められました。

前半はシティが先制しましたが、後半にエヴァートンが13分間で3得点し逆転。シティは終盤にハーランドとドクが決めて追いつきました。今回のドローにより、シティはアーセナルとの差を詰められず、優勝争いで厳しい状況に立たされました。支配率75%超でも後半の集中力を欠いたことが響き、特にバリーの同点弾はVARがオフサイドを覆した物議の判定として大きな注目を集めました。

【各メディアの反応】エヴァートン戦3–3の波紋:メディアが語る崩壊とVAR、そしてアーセナル優位の現実

【Sky Sports】シティは崩壊しアーセナルにタイトル獲得のチャンスを譲る

エヴァートン対マンチェスター・シティは、ドクの97分弾で3–3の劇的ドローとなりました。前半はシティが主導権を握りましたが、後半にマーク・グエイのバックパスミスからバリーが同点弾を決め、さらにオブライエンとバリーの連続ゴールでエヴァートンが逆転しました。

しかしシティはハーランドとドクが終盤に得点し追いつきました。記事では「マーク・グエイのミスをバリーが奪って同点にした」と記されており、タイトル争いではアーセナルが5ポイント差で優位に立つ結果となりました。

Everton 3-3 Man City: Jeremy Doku scored a 97th-minute equaliser but City gift Arsenal title advantage after collapse
Report and free match highlights as Man City drew 3-3 at Everton, salvaging a point deep into stoppage time through Jere...

【Football Insider】主審マイケル・オリバーの判定が物議を醸した

エヴァートン対マンチェスター・シティは3–3で終了したが、試合では主審マイケル・オリバーの判定が物議を醸した。特に前半終了間際、ドクに対する激しいタックルがあり、イエローカードにとどまりVARも介入しなかったと報じられており、「重大な見逃し」と指摘する声があります。

記事ではこのほか、試合を左右し得た3つの誤審を検証。エヴァートンは97分に追いつかれ勝利を逃し、19試合連続でシティ戦未勝利となったとまとめている。

Everton vs Man City ref watch: Three big calls that Michael Oliver got wrong
Everton conceded late to draw 3-3 with Manchester City. Football Insider kept a close eye on the referee's performance.

【ESPN】タイトルレースの流れを大きく変える結果

エヴァートンとマンチェスター・シティの一戦は、3–3の劇的ドローとなり、タイトルレースの流れを大きく変える結果となりました。前半はドクの鮮やかな一撃でシティが先制しましたが、後半に状況は一変。マーク・グエイのバックパスミスから途中出場のバリーが奪って決めた同点弾は、ESPNは、マーク・グエイのバックパスをきっかけにバリーのゴールが認められたと報じています。

続くオブライエンのヘッドとバリーの2点目でエヴァートンが3–1と逆転。しかしシティはハーランドとドクが終盤に得点し、土壇場で追いつきます。とはいえ勝点を落としたことでアーセナルが優勝争いの主導権を握り、グアルディオラも「もはや自力ではない」と認める厳しい状況となりました。

https://www.espn.com.au/football/report/_/gameId/740941

【TSN】マーク・グエイの失態により、マンチェスター・シティとエバートンの引き分けが現実のものとなる

エヴァートンとマンチェスター・シティの一戦は3–3のドローに終わり、シティのタイトル争いに大きな痛手となりました。前半はドクのゴールでシティが先制しましたが、後半に流れが急変します。マーク・グエイの致命的なバックパスミスから途中出場のバリーが同点弾を決め、この場面ではオフサイドの旗が上がったものの、マーク・グエイの意図的なプレーと判断されVARが介入しゴールが認定されました。

その後オブライエンのヘッドとバリーの2点目でエヴァートンが3–1と逆転します。シティはハーランドとドクの終盤の連続得点で追いつきましたが、勝点1にとどまりアーセナルとの差は5に拡大しました。試合はシティの守備の乱れとVARが絡んだ重要な判定が大きく影響した内容となりました。

Guehi gaffe sets Man City draw with Everton in motion
Manchester City's title bid suffered a crushing blow despite them recovering from a second-half capitulation to snatch a...

ファンの声(Xより)エヴァートン戦3–3、シティファンの反応は?Xに広がる落胆と励まし

エヴァートン戦で3–3に終わり、優勝争いで大きな痛手を負ったマンチェスター・シティ。この試合展開に、X上でもファンからさまざまな反応が寄せられています。守備の不安定さを指摘する声から、タイトルレースへの影響を嘆く投稿まで、感情の揺れがそのまま表れています。

@ItxzFari

  • 「エヴァートン相手に3-3というスコアも、攻撃力の裏で守備の不安定さが出た印象だね」
  • 「Match fixing?」→「八百長?」

@ExpressZuka

  • 大丈夫大丈夫首位のチームは必ず取りこぼしあるから。大丈夫大丈夫。しっかりリカバリーして次節勝ちましょう

@rosa_onchain

  • 「この展開でドローは、優勝争い的には普通に痛すぎるやつ…」

@fotaro114

  • 「痛いな アーセナル今年はあるな」

【Q&A】VARが試合を動かし物議に…シティのドローが優勝争いに残した深い傷

Q1.なぜバリーの同点弾はオフサイドの判定からゴールが認められたのか?

ゴール直前にシティのDFマーク・グエイが不用意なバックパスを出した行為がVARにより「意図的なプレー」と判断されたため、オフサイドの判断がリセットされ、得点が認められました。

フットボールのルールでは、相手DFが意図的にボールをプレーした場合、それ以前のオフサイド状態は無効になります。プレミアリーグ公式もこの判断の正当性を支持しています。

Q2. バーナード・シウバのロールへのチャレンジはなぜペナルティにならなかったのですか?

映像ではシウバがロールをグラウンドに引き倒したように見える場面でしたが、主審マイケル・オリバーはファウルと判断せず、VARも介入しませんでした。モイーズ監督は「今後DF陣に全く新しい守り方を教えなければならない」と強く抗議。他メディアも「取ってもおかしくない」と指摘しており、判定の一貫性に疑問の声が上がっています。

Q3. この引き分けはタイトルレースにどう影響しますか?

この引き分けにより、アーセナルがシティに対しポイントで優位を確保し、タイトルレースでアーセナルが主導権を握る形となりました。シティの残り試合は3、アーセナルは3で、シティが全勝してもアーセナルが2勝1分以上であれば逆転不可能です。グアルディオラは「タイトルはもう自分たちの手にない」と率直に認めており、アーセナルが大きく有利な状況です。

【筆者の体験談】VAR時代でも揺れるバックパス判定──私の体験が示すサッカーの難しさ

指導者時代、バックパスのルールをめぐって似たような経験をしたことがあります。監督を務めていたチームの練習試合で、DFが意図的なバックパスをしたかどうかで判定が分かれ、試合後に審判と長い議論になりました。「意図的かどうか」は映像を見ても判断が難しく、VARがあっても判断に時間がかかります。

左SBとして全国大会を経験した経験に照らしても、マーク・グエイのバックパスは高いプレッシャーの下で起こりうるミスです。ただ、ルールを熟知していれば「オフサイドリセット」の可能性を理解した上で守備ができたはず。判定の正否よりも「ルールへの理解」が現代サッカーでは不可欠だと改めて感じました。

【まとめ】マーク・グエイのバックパスとVARの判断が物議に──シティの優勝争いが崖っぷちへ

エヴァートン対マンチェスター・シティの3–3ドローは、単なる勝ち点1の分け合い以上の意味を持つ試合となりました。物議を醸したVAR判定、すなわちマーク・グエイのバックパスを「意図的なプレー」と認定してバリーのオフサイドをリセットした一連の判断は、プレミアリーグの公式見解では正当とされています。

ルール上は正しい判定であっても、「オフサイドだったのにゴールが認められた」という見た目のインパクトはファンや視聴者に強い違和感を与えます。これはVAR特有の問題で、映像技術が進化するほど「正しいが理解されにくい」判定が増えるという構造的なジレンマでもあります。

モイーズ監督が強く訴えたバーナード・シウバのファウル不認定については、主審・VARともに介入しませんでした。映像上は取ってもおかしくない場面だっただけに、エヴァートン陣営の怒りはもっともと言えます。

2試合連続でPKを与えられなかった(前節ウェストハム戦でも同様の不満)こともあり、モイーズの怒りは一試合限りのものではなく、蓄積された不満の表れです。タイトルレースの観点では、この引き分けはアーセナルにとって大きな恩恵となりました。シティは優勝争いで厳しい立場に置かれ、アーセナルが有利な状況になりました。

残り3試合でシティが逆転するには全勝がほぼ必須となり、アーセナルが勝つごとにタイトル確定の可能性が高まります。ドクの97分弾という劇的な救済がなければ、さらに深刻な状況に陥っていたことを考えると、シティにとってはぎりぎりの一点でした。今後のVAR判定議論と合わせて、タイトルレース終盤戦から目が離せません。

過去に優勝争いの終盤でドローが響いた試合については、以下をご覧ください

レアル・マドリード優勝“ほぼ消滅”ベティス戦ドローで勝点差11に拡大、海外メディアは厳しい評価
レアル・マドリードがリーガ第32節ベティス戦で1−1のドローに終わり、優勝争いの流れが大きく傾きました。ビニシウスの先制で試合を支配しながらも、後半アディショナルタイムにベジェリンの同点弾を許した失点は、勝点2を落とした以上に重い意味を持っ...

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