AFCチャンピオンズリーグエリート 2025/26 ファイナルズ準決勝では、初出場の町田ゼルビアがシャバーブ・アル・アハリを1–0で下し、歴史的な決勝進出を果たしました。
試合は相馬勇紀の先制点を守り切る展開でしたが、終盤には2度のゴール取り消しが発生し、VAR判定を巡って大きな混乱が起きました。
海外メディアはこの試合を「物議を醸す」「極めて珍しい判定」と報じ、中東のファンからは強い不満の声が上がっています。一方で、町田の守備組織や集中力を評価する声も多く、地域によって反応が大きく分かれた試合となりました。
本記事では、海外メディアの報道内容とサポーターの声を中心に、事実ベースで試合の背景を整理します。
【数字・事実】VARによる2回の判定覆し
- 得点者:相馬勇紀(12分)
- VAR判定:ゴール取り消しは1回(90+2分・選手交代未完了)、PKの取り消しが1回(前半AT)(計2回の判定覆し)
- 町田の枠内シュート:2本※ESPN公式スタッツより
- シャバーブ・アル・アハリの決定機:後半に複数
- 試合会場:プリンス・アブドゥッラー・アル・ファイサル・スタジアム
- 町田はACLエリート初出場で決勝進出
- 決勝の相手:アル・アハリ(サウジアラビア)
- 海外メディア:ESPN、AFC公式、Arab Newsが試合を報道
試合は開始12分、相馬勇紀が相手DFの弱いバックパスを奪い、GKをかわして先制。この1点が最後まで試合を決める形となりました。
前半には相馬が倒されPKが与えられましたが、VAR確認後にPK取り消し、後半はシャバーブ・アル・アハリが攻勢を強め、64分にヘディングでネットを揺らしましたが、こちらはVARではなくオフサイドでノーゴールとなりました。
さらにアディショナルタイムには強烈なミドルシュートが決まりましたが、VARレビューで再び取り消しとなり、試合は大きな混乱の中で終了しました。
町田は最後まで集中を切らさず、初出場で“夢の決勝”への切符をつかみました。
【各メディアの反応】極めて物議を醸す試合
ESPN 極めて珍しいケースが発生
町田ゼルビアはAFCチャンピオンズリーグエリート初出場ながら、シャバーブ・アル・アハリを1–0で下し決勝進出を決めました。
試合は相馬勇紀の早い時間の得点を守り切る展開でしたが、終盤に大きな混乱が起きました。
92分、シャバーブ・アル・アハリが同点ゴールを決めたかに見えましたが、VARの確認で得点は取り消しとなりました。
理由は「町田の選手交代が完了する前にスローインからプレーが再開された」という技術的な違反で、ESPNは“極めて珍しいケース”と指摘しています。
この判定により相手選手が激しく抗議し、退場者が出るほどの混乱となり試合後には主審が警察に護衛されてピッチを離れる事態となりました。
ESPNは、「極めて物議を醸すもの」として大きく取り上げ、92分のゴール取り消しを”hugely controversial”と表現しました。その一方で、町田の選手一人ひとりが役割を果たした組織的な戦いぶりについても触れています。
※ESPN
AFC公式 シャバーブ・アル・アハリ2度の幻ゴール
町田ゼルビアはAFCチャンピオンズリーグエリート準決勝でシャバーブ・アル・アハリを1–0で下し、初出場で決勝進出という快挙を達成しました。
決勝では前回王者アル・アハリ(サウジアラビア)と対戦します。
試合は開始12分、相馬勇紀が相手DFの弱いバックパスを奪い、GKをかわして先制。このゴールが決勝点となりました。
相馬は準々決勝を欠場していましたが、この試合で復帰し、いきなり結果を残しました。
その後、町田は追加点のチャンスを作りつつも決めきれず、試合は徐々にシャバーブ・アル・アハリのペースに。前半には相馬が倒されPKが与えられましたが、VAR確認の結果取り消しに。後半も相手の攻勢が続き、64分にはヘディングでネットを揺らされましたが、こちらもオフサイドでノーゴールとなりました。
終盤は互いに決定機を逃す展開となり、アディショナルタイムにはシャバーブ・アル・アハリが強烈なミドルシュートを決めたかに見えましたが、VARレビューで再び取り消しです。
町田は最後まで集中を切らさず、1点を守り切って“夢の決勝”への切符をつかみました。

Arab News 初出場での決勝進出
町田ゼルビアはAFCチャンピオンズリーグエリート準決勝で昨季のUAEリーグ王者シャバーブ・アル・アハリを1–0で下し、初出場で決勝進出を果たしました。
開始12分、相馬勇紀が相手DFのミスを突いて先制し、この1点を守り切りました。町田は5-2-3の守備組織で相手の17本のシュートを耐え抜きましたが、試合終盤にはシャバーブ・アル・アハリのゴールが2度ノーゴールとなる物議が発生しました。(うち1度はVAR、1度は通常のオフサイド判定)
特にアディショナルタイムのロングシュートは、町田の選手交代が完了する前にスローインが行われたことが理由で無効となり、町田はリードを守り切り2014年のウェスタン・シドニー(初出場でそのまま優勝)以来となる「初出場での決勝進出」を達成しました。
決勝では前回王者アル・アハリ(サウジアラビア)と対戦します。
【ファンの声(Xより)】2度のVAR判定が試合の流れを大きく左右した準決勝
AFCチャンピオンズリーグエリート準決勝で町田ゼルビアがシャバーブ・アル・アハリを1–0で下した直後、SNSにはまったく異なる温度の声が同時に広がりました。
「この審判は逮捕されるべきだ」「審判は日本クラブに有利に働いている」といった強い不満も噴出しています。
また「かつてJ2から降格してJFLにいたクラブが…ACL決勝に行くなんて信じられない」と驚きを示す声もあり、町田の快進撃と終盤の判定を巡る議論が世界中で同時に巻き起こりました。
2度のVAR判定が試合の流れを大きく左右したこの準決勝は、初出場クラブが決勝へ進むという歴史的瞬間であると同時に、国際的な論争を生んだ一戦でもありました。
- 「If this referee is serious, he should be arrested at the stadium. Why didn’t he allow the goal?」※Xより
「この審判が本気なら、スタジアムで逮捕されるべきだ。なぜゴールを認めなかったのか?」
- 「The referees are working in favor of the Japanese clubs as always!!!!」※Xより
「審判はいつものように日本クラブに有利に働いている!!!!」
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隙をついた先制ゴール🙌✨
\前半12分、#相馬勇紀 選手がハイプレスからボールを奪い、冷静に流し込む🔥
町田のエースが決勝へ導く大仕事🦖【#ACLElite #シャバブ・アルアハリ 戦 】#zelvia #ACLEliteFinals pic.twitter.com/QMJCkTjW8z
— FC町田ゼルビア (@FcMachidaZelvia) April 22, 2026
【Q&A形式】アジアの舞台で歴史的な快挙を達成
Q1. 町田ゼルビアはなぜ歴史的と言われる勝利を挙げたのか?
町田ゼルビアは ACLチャンピオンズリーグエリート 2025/26 に初出場しながら、 準決勝で シャバーブ・アル・アハリ(UAE)を1–0で撃破し、初の決勝進出を決めました。
開始12分、相馬勇紀が相手DFの弱いバックパスを奪い、GKをかわして先制。 この1点を守り切り、アジアの舞台で歴史的な快挙を達成しました。
Q2. VAR判定は何が起きた?なぜ「物議を醸す試合」と言われているのか?
この試合では 2度の判定覆し が発生し、国際的な議論を呼びました。
- 前半AT:相馬へのPK → VARで取り消し
- 後半64分:アハリのヘディング弾 → オフサイドでノーゴール
- 後半90+2分:アハリのミドルシュート → VARで取り消し(選手交代未完了のまま再開)
特に90+2分の取り消しは、 「選手交代が完了する前にスローインが行われた」という極めて珍しい技術的違反 が理由で、 ESPNはこれを “hugely controversial(極めて物議を醸す)” と報じました。
Q3. 町田のスタッツはどうだった?本当に守り切ったのか?
町田の枠内シュート:2本(※ESPN公式スタッツ) シャバーブ・アル・アハリのシュート:17本
後半はアハリが攻勢を強め、複数の決定機を作りましたが、 町田は5-2-3の守備ブロックを崩さず、集中力を切らさずに耐え抜きました。
【筆者の体験談】強豪校戦は、押し込まれる時間帯の対応が勝敗を分ける
僕が高校チームを指導していた時も、今回の町田のように「守備ブロックを崩さずに耐える試合」が何度もありました。
特に強豪校との試合では、相手が勢いを持って押し込んでくる時間帯が必ずあり、その波をどう受け止めるかが勝敗を左右します。
選手たちには、ラインを下げすぎず、味方との距離を一定に保ち、相手の攻撃を外側に誘導することを徹底させていました。
終盤の混乱時ほど、個々が判断を急がず、声を掛け合って役割を共有することが重要になります。
今回の町田の対応を見ていると、まさにその原則が徹底されていました。VAR判定で試合が止まり、相手が勢いを増す状況でも、選手同士が距離を保ち、無理に飛び込まず、守備ラインを整え続けていました。
あの落ち着きは、僕が指導していた選手たちが実践していた守備の考え方と重なる部分が多く、組織としての成熟度を強く感じました。
【まとめ】初出場での快進撃がアジア中で注目が集まっています
町田ゼルビアはACLエリート初出場ながら、シャバーブ・アル・アハリを1–0で下し、歴史的な決勝進出を果たしました。
試合は相馬勇紀のゴールを守り切る展開でしたが、終盤には2度のゴール取り消しが発生し、VAR判定を巡って大きな混乱が起きました。
海外メディアはこの試合を「物議を醸す結末」と報じ、中東のファンからは判定への不満が多く見られました。
一方で、町田の守備組織と集中力を評価する声も多く、初出場で決勝に進んだ快挙に注目が集まっています。
サポーターの反応は地域によって大きく異なり、判定に対する受け止め方の違いが浮き彫りになりました。それでも町田は、アジアの舞台で自分たちのスタイルを貫き、結果を残したことで存在感を示しました。
決勝では前回王者アル・アハリと対戦します。初出場での快進撃がどこまで続くのか、アジア中から注目が集まっています。

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